アスタキサンチンとは?
まずはアスタキサンチンがどんなものか、名前だけは知っていてもそもそもアスタキサンチンが何か分からない方は多いのではないでしょうか。
アスタキサンチンとは、自然界において甲殻類、魚類、鳥類などの幅広い生物に含まれるカロテノイドに属する赤橙色(あかだいだいいろ)を示す天然色素物質のことです。
アスタキサンチンの色味を、よく赤色と表現されることが多いですが厳密には赤ではなく赤橙色(あかだいだいいろ)に近いです。オレンジを足したような赤ですね。
鮭の身だったり、甲殻類を茹でた時のような色をイメージしていただけると伝わりやすいかと思います。
この天然の色素物質(カロテノイド)であるアスタキサンチンがもたらす効能に注目が集まっています。
注目されるアスタキサンチン最大の力
美容や身体に良いとされているアスタキサンチン。注目されているにはやはり理由があります。
最大の注目点はアスタキサンチンが持つ強力な抗酸化力です。
このことから予防医療としても注目されるアスタキサンチンですが美容も健康にもほとんどの効果はここから繋がります。
一時期、TVなどのメディアで抗酸化作用としてトマトなどに含まれるリコペン(リコピン)が話題になった時がありました。
私の友人がトマトジュースを毎日飲む生活をしていたことを覚えています。
実際にリコペン(リコピン)は強力な抗酸化力があるのですが、
アスタキサンチンはそのリコペン(リコピン)よりも更に強い抗酸化力があることが分かっているのです。
抗酸化作用が人体にどんなメリットをもたらしてくれるのか
結論から言うと、抗酸化作用で活性酸素を除去してくれます。
活性酸素とはどのようなものか、下記内容が厚生労働省より説明されています。
私たちが生命活動を営む上で酸素の利用は必須となります。呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、通常の状態よりも活性化された活性酸素となります。ヒトを含めた哺乳類では、取り込んだ酸素の数%が活性酸素に変化すると考えられています。活性酸素は、体内の代謝過程において様々な成分と反応し、過剰になると細胞傷害をもたらします。
結果として活性酸素が過剰になることにより老化の進行や肌荒れ、機能障害など重大な影響を及ぼします。
そして下記の記述もあり、
活性酸素は、過剰な産生あるいは酸化ストレスによる老化、がん、生活習慣病発症との関連が注目されがちですが、白血球から産生される活性酸素(スーパーオキシド・過酸化水素など)は、体内の免疫機能や感染防御の重要な役割を担います。また細胞間のシグナル伝達、排卵、受精、細胞の分化・アポトーシスなどの生理活性物質としても利用されています。したがって、活性酸素を消去すれば良いという安易な考え方は禁物です。
ポイントなのは活性酸素と抗酸化はバランスよくしなければなりません。
実際には、活性酸素の産生と抗酸化防御機構が複雑に作用し合いながら生体内の活性酸素の産生と抗酸化防御機構の状態が決まります。
このバランスは人それぞれの生活スタイルによって異なります。
普段から常に体を動かす仕事、生活をしている方は抗酸化も積極的に取り入れていきたい、
抗酸化物質を摂取する機会が少ない方、
ストレスの高い環境にいる方も抗酸化を積極的に取り入れていきたいです。
参考までにアスタキサンチンは下記のように摂取量による安全性も試験されています。
アスタキサンチンの安全性
富士化学工業が行ったアスタキサンチンによるラットやヒトでの安全性試験によると、下記のように記録されています。
富士化学工業は世界中のアスタキサンチン生産量70%を超える生産をしている会社です。
製品の安全性
アスタリール®およびアスタキサンチン製品に関して、富士化学工業では特定保健用食品に適応される安全性試験を実施しています。試験の結果、有害な作用は認められませんでした。
ラット急性毒性試験
富士化学工業製アスタリール®オイル50F 2,000mg/kg(アスタキサンチンフリー体で100mg/kg)を単回経口投与したが、何ら異常は見られませんでした。高橋ら:臨床医薬、20,876-881(2004)
ラット90日間亜慢性毒性試験
ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン2-50mg/kg(体重60kgのヒトでは120-3,000mg服用に相当)経口投与したところ、一般状態、血液学的、血液生化学的、病理組織学的に何ら影響は認められませんでした。Ono et al.:Bull, Natl, Health Scl., 117.91-98,(1999)
変異原性(がん原性)試験
富士化学工業製アスタリール®オイル50Fについて、細菌を用いた復帰突然変異試験(Ames試験)で陰性でした。高橋ら:臨床医薬、20,876-881(2004)
ヒトでの安全性試験
健常人19名がヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン6mg/日を8週間摂取し、16名がプラセボを同様に摂取した。摂取前後で血液学的・生化学的検査値、血圧を比較したところ、変化は見られませんでした。Spiller, G.A., et. Al.: J Med Food., 6, 51-56(2003)
富士化学工業製アスタリール®オイル50F(アスタキサンチンフリー体6mg/日)を健常人15名が3ヶ月間摂取して、体調、血液学的検査値、生化学的検査値を摂取前後で比較したところ、何ら変化は見られませんでした。塚原ら:健康・栄養食品研究,8,1-11(2005)
富士化学工業製アスタリール®オイル50F(アスタキサンチンフリー体30mg/日)を健常人10名が4週間摂取して、体調、血液学的検査値、生化学的検査値を摂取前後で比較したところ、何ら変化は見られませんでした。大神ら:臨床医薬,21,651-659(2005)
また、15消安第1321号に係る食品健康影響評価の結果の通知について、「アスタキサンチンの一日許容摂取量を設定しない。」と答申されている。(食品安全委員会 委員長 寺田雅昭,府食第281号の1 平成16年3月11日)
上記安全性についてはすべて富士化学工業のWebページにて公開されています。
この内容を見てみる限り、アスタキサンチンの毒性や副作用については確認されず、かつ1日の摂取容量(30mg/日)が多くても変化は見られないとのことなので最低でもヒトの場合1日に30mgまではアスタキサンチンを摂取しても問題ない事が確認されていることになります。
このことから摂取量については気にせず、まずは自分自身では作り出すことができないこのアスタキサンチンを、多かれ少なかれ摂取することを意識していくことから始めましょう。
目の疲労とピント調節機能の改善
アスタキサンチンはよく目に良いと言われます。この目に良いとはどのような事なのでしょうか。そして実際に目には良いのでしょうか。
結論から言うと目に良いです。
これは上記でも述べたように抗酸化力が影響してくるものなのですが、アスタキサンチンは目の老化を防ぎます。
そしてピント調節力が良くなることと、眼精疲労の軽減が臨床試験によって確認されています。
下記が北海道医療大学北市氏による臨床効果の内容です。
日常的にパソコン業務などが多く、眼精疲労を自覚する健康成人を対象として、試験食品を4週間連日経口摂取してもらった。対象群(非アスタキサンチン群)とアスタキサンチン経口摂取群(アスタキサンチン群)の2群に分け、眼精疲労と調節機能を二重盲検法で比較した。摂取開始後の準他覚的調節力を14日目、28日目で比較するとアスタキサンチン群では調節力が有意に改善し、その効果は摂取日数が多くなるほど増強した。また眼精疲労は自覚的視覚アナログスケール法を用いて摂取前後の客観的眼精疲労度評価を行った。その結果12項目中「目がの疲れやすい」「目がかすむ」「目の奥が痛い」「しょぼしょぼする」など8項目で有意な改善がみられた。これらの眼科臨床試験からは、アスタキサンチン摂取は眼精疲労の軽減と調節機能の改善に有効であると考えられる。
他に富士化学工業でも同じように試験結果が出ており、目に良いというアスタキサンチンの効果は期待できます。
紫外線からのダメージを軽減
アスタキサンチンの抗酸化力は、
光老化の原因となる一重項酸素を消去する力がビタミン類など他のものと比べても圧倒的に高く、紫外線からのダメージを軽減してくれます。
これが美容に良いとされている一つの要因でもあります。
アスタキサンチンは飲む日焼け止めと言われたりすることもありますが、実際にどのような働きがあるのでしょうか。
下記富士フィルムが試験した内容によると、実際に抗紫外線作用を発揮し、健康な肌を維持するのに有用という事が証明されています。
試験内容
(1)健常な成人22名に対して、それぞれ6段階(31.8 mJ/cm2~63.9 mJ/cm2)(*3)の強さの紫外線を肌に照射。肌の防御力の指標の1つとして、どの段階の紫外線量で各被験者の肌が赤くなり始めるかを把握した。
(2)被験者を、食用オイルを主成分としてアスタキサンチン4mgを配合したカプセルを毎日摂取する「アスタキサンチン摂取群」と、食用オイルを主成分としたプラセボ(アスタキサンチンを配合していない偽薬)を毎日摂取する「プラセボ摂取群」の各11名2グループに分割。8週間後に、再度上記(1)と同じ強さの紫外線を各被験者に照射して、肌が赤くなり始める紫外線量を確認し、摂取前後での肌に影響を及ぼす紫外線量の変化を調べた。また、紫外線照射部位と非照射部位の水分量を測定した。試験結果
①「アスタキサンチン摂取群」は、「プラセボ摂取群」に比べて、より強い紫外線を照射しないと肌に赤い炎症が生じないことを確認しました。(表1)
②「アスタキサンチン摂取群」は、「プラセボ摂取群」に比べて、紫外線照射部位における皮膚の水分量の低下が約6割抑制されることを確認しました。(図1)
また、肌荒れや肌のキメについても改善されていることが同乗で記載されており、
美容に対してもアスタキサンチンの効果が明らかになっています。
更に脂肪燃焼ダイエットにも有効
美容の他に、アスタキサンチンを摂取することで体脂肪の減少を促進させる効果があることが分かっています。
なんとダイエット(体脂肪の燃焼)にも効果があるのです。
富士化学工業が実際に実施した下記の内容により証明されています。
23~57歳の健康な女性32名を無作為に2つのグループに分け、一方のグループにはアスタキサンチン6mgを含むカプセルを、もう一方のグループにはアスタキサンチンを含まないプラセボカプセルを、毎夕食後に2カプセル摂取させた。摂取期間は6週間とし、摂取期間中は1週間に3回、連続40分のウォーキングを行うよう指導した。
期間前後の体脂肪率を比較したところアスタキサンチン含有カプセルを摂取したグループの平均の体脂肪率は27.6%から26.6%に有意に低下したが、プラセボカプセルを摂取したグループでは26.6%から26.8%へと変化したのみで有意な差は認められなかった。
アスタキサンチンが体脂肪の減少に有効より
注視すべき点はアスタキサンチンを摂取するだけで体脂肪が減少するのではなく、
上記のように運動と組み合わせることによって摂取しない時よりも多くの体脂肪を減少させる効果が期待できるということです。
甲殻アレルギーでも大丈夫
アスタキサンチンを自然食から取り入れるには前述の通り、鮭のほかエビやカニなどの甲殻類に多く含まれているのですが甲殻アレルギーの方はなかなか難しいのではないでしょうか。
自然食からアスタキサンチンをとる他にサプリメントでも摂取可能
そこで気になるのがサプリメントに含まれているアスタキサンチンも甲殻類から抽出した成分ではないかと心配される”甲殻アレルギーの方”もいるかと思いますが、サプリメントの場合ほとんどがヘマトコッカス藻という藻類から作られています。
そのため、甲殻アレルギーの方でもサプリメントで手軽に摂取することが可能です。
なぜサプリメントには甲殻類や鮭からではなく、このヘマトコッカス藻からアスタキサンチンが抽出されているかというと、甲殻類などからの抽出には技術的にも高コストとなってしまい大量生産も難しいのですが、このヘマトコッカス藻は高濃度のアスタキサンチンが抽出できるのと大量生産に長けているためです。
サプリメントによっては成分が異なることもありますので、ご自身でも確認くださいね。
アスタキサンチンの含有量も各社違いますので、この後記述するサプリメントのオススメを参考にしてください。
効率の良いアスタキサンチン摂取の仕方
アスタキサンチンは1日あたり4~12mg程度の摂取を目安としています。
この数値はこれまで文献化されているデータをもとに算出された、長期間摂取する場合の推奨量です。
4~12mgというとかなり少ない数値に見えるかと思いますが食品で摂取する場合はどうでしょうか。
アスタキサンチンの摂取はできれば食品などの自然食から取り入れるのが吸収率なども含め一番良いです。
食品によっても含まれている量が大きく異なりますのでそれぞれ代表的なオススメ食品をご紹介します。
エビが一番多い(ただし)
アスタキサンチンを食品から摂取する場合、普段見かける食材で一番多く含まれているのはエビになります。
ただし、エビの身ではなく殻や尾に多く含まれているため、殻を剥いて食べるエビになるとぐっと摂取量が減ってしまいます。
身だけの場合だとおおよそ1/50程に。
エビの殻を食べることに抵抗ある方は多いかと思いますので(私がそうです)定期的かつ手軽に食べるというのはなかなか難しい場合もあるかと思います。エビの殻が好きでバリバリ食べれる方にはもちろん最適です。
カニも多いとされていますが、エビと同じくアスタキサンチンは殻に多く含まれていますので効率さとしては省きます。
よくエビやカニに多く含まれていると言われているアスタキサンチンですが、それぞれ殻に多く含まれており現実的には手軽に摂取しづらい部類になりますので御注意ください。
殻付きエビのオススメなレシピとして、
ガーリックシュリンプなどは殻付きのものも多いので外食でも、自身で作るにも美味しく食べれる料理です。
殻付きのエビであれば一人前でも1日辺りの摂取量をとることができます。
ハワイ風ガーリックシュリンプの作り方
- 材料(2人分)
- 海老(ブラックタイガー) / 12尾
オリーブ油 / 大さじ2
バター / 20g
おろしにんにく / 大さじ1
ご飯 / 2人前
パセリとレモン / お好みで味付け
鶏がらスープの素 / 小さじ1/4
酒 / 大さじ2
塩 / ひとつまみ
- 作り方
- ① 海老は殻つきのまま背に切れ目を入れて、わたを取り、塩をふたつまみ揉みこんで水洗いする。
②フライパンにオリーブ油、バター、おろしにんにくを入れて弱めの中火で1分炒める。海老を丸く並べ、弱めの中火で2分両面を焼いたら、Aを加えて強火でさっと焼く。
③お皿にご飯を盛り、パセリと黒こしょうをふって、② をのせ、レモンを添えてできあがり。
- ポイント
- ・殻つきのままで焼くことで、本場ハワイの雰囲気が楽しめます。殻をむいても美味しく食べられます。海老はブラックタイガーではなくても小さめのものでも同じように作れます。その場合は海老の数を増やして作って下さい。
・バターだけで作ると、冷めた時にバターが固まり食べにくくなります。バターにオリーブオイルを入れることで、冷めても固まらないコクのあるガーリックシュリンプになります。
鮭は日常的に摂取し易い
鮭の身にはアスタキサンチンが多く含まれています。
身の色をみても分かるようにアスタキサンチンの特徴でもある赤橙色(あかだいだい)をしており多く含まれていることが目に見て分かります。
鮭はエビと比べると日常的にとても摂りやすく食べ方もいろいろありますのでとてもおすすめな食材です。
鮭にもいくつか種類がありますが、それぞれアスタキサンチンの含有量も異なります。
紅鮭、銀鮭、白鮭、アトランティックサーモンなど多くありますが、
その中でも紅鮭にアスタキサンチンが多く含まれており、かつ紅鮭には天然のものが多いので安心して食べられます。
それぞれスーパーで売っていますが一番よく見られる鮭は銀鮭になります。
スーパーで見かける鮭
実際に近所のスーパーでいくつか鮭を見てきました。参考になるようにいくつか写真を撮ってきています。
白鮭が多いかと思っていたのですが実際は銀鮭が一番多く並んでおり、銀鮭には国産、チリ産など産地違いや、2切れや3切れの違いがありますが養殖だから安いというわけではないようですね。2切れだった場合ほぼ平均的には同じような価格帯でした。
銀鮭 1.5〜2.5mg
白鮭 0.3〜1mg
アトランティックサーモン 0.5mg
※それぞれ100gあたり
海外の養殖環境が問題視されており、詳しくはこちらを見ていただくと参考になります。
>年に3回しか食べるべきでない?養殖サーモンの危険性(Gigazine)
>チリ産のサケは抗生物質まみれで超耐性菌「スーパーバグ」の温床になる危険性(Gigazine)
低カロリーでお腹も膨れ、更にアスタキサンチンもとれてダイエットにも最適です!
鮭のベーグルサンド(オリジナル)
- 材料
- ベーグル / 1つ
ベビーリーフ / 適量
銀鮭もしくは紅鮭 / 1/2切れ
クリームチーズ / 適量
だし醤油 / 小さじ1
マヨネース(からしマヨネース) / 適量
- 作り方
- ① ベーグルを半分に切ります。ベビーリーフは洗って水気をきる。
② 鮭を耐熱皿に乗せラップをして熱が全て通る程度にレンジで温める。
③ 鮭をほぐしておく。
② 切ったベーグルにクリームチーズを塗り、サーモンを乗せる。
③ だし醤油とマヨネースをかけ、ベビーリーフを乗せる。
④ 半分のベーグルでサンドしてできあがり。
- ポイント
- クリームチーズは冷蔵のままだと硬いので先に常温に戻しておくことでベーグルに塗りやすくなります。
だし醤油は流れ出やすいので、必要に応じてだし醤油をレンジ等で温めたあと片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。
ベビーリーフは、レタスやキャベツで応用可能です。
サプリメントで手軽に摂取する
エビや鮭のような自然食に比べ吸収効率は下がってしまうのですが、サプリメントで手軽にアスタキサンチンを摂取する事もできます。
魚介類が苦手な方、甲殻アレルギーな方、日常的に他のサプリメントを摂取している方にはオススメな方法です。
先程も述べましたがサプリメント用に抽出されているアスタキサンチンはヘマトコッカス藻から作られていることがほとんどですので、甲殻アレルギーの方でも問題なく摂取できるのです。
サプリメントも各社それぞれ含有量が異なりますので、価格や摂取のしやすさ、継続のしやすさから自身に適したものを選びましょう。
アスタキサンチンのサプリメントを摂るタイミングは食後が最適です。
1日1〜2粒の摂取。
各社サプリメントの比較とおすすめ
アスタキサンチンを手軽に摂取することが出来るサプリメント。
国産のものから海外産のものまで幅広くありますが、どれを選んで良いか迷いますよね。
各社それぞれ含有量や価格、その他判断基準となるものを比較しましたので、自分が何を基準にアスタキサンチンのサプリメントを求めているかを参考に選んでみてください。
サプリメントの比較
まずは比較しやすいようにそれぞれのサプリメントを一覧化しました。
現在5件のサプリメント比較で、比較表は左右スクロールでそれぞれ閲覧できます。
ブランド | DHC | ネイチャーメイド | ナウフーズ | ogaland | Healthy Origins |
---|---|---|---|---|---|
製品画像 | |||||
アスタキサンチン 含有量(1粒) | 9mg | 5mg | 4mg | 10mg | 12mg |
内容量 | 30カプセル | 30カプセル | 60カプセル | 180カプセル | 60カプセル |
使用油 | オリーブ油 | とうもろこし油 | オリーブ油 | サンフラワー油 | サンフラワー油 |
原産国 | 日本 | アメリカ | アメリカ | 日本 | アメリカ |
価格 | ¥1,291 | ¥1,458 | ¥1,250 | ¥2,680 | ¥3,438 |
アスタキサンチン 1mg辺りの価格 | ¥ 4.8 / 1mg | ¥ 9.7 / 1mg | ¥ 5.2 / 1mg | ¥ 1.5 / 1mg | ¥ 4.8 / 1mg |
製品情報 | DHC アスタキサンチン 30日分 | 大塚製薬 ネイチャーメイド アスタキサンチン 30粒 | ナウフーズ アスタキサンチン 4mg | オーガランド アスタキサンチン ビタミンE 180粒 | 3倍濃縮 ナチュラルアスタキサンチン 12mg 60粒 |
サプリメントそれぞれの考察
アスタキサンチンの含有量が多いものと少ないものがありますが、含有量が多いものでもカプセルはそこまで大きくはないので飲みにくいということはありません。アスタキサンチンのサプリメントは比較的小さく飲みやすいです。
コストパフォーマンスから選ぶ
コストパフォーマンスとしてはogalandのアスタキサンチンが圧倒的に高いです。
1粒10mgのヘマトコッカス藻色素(アスタキサンチン含有)が含まれており、1mg辺り1.5円と上記の表で他のサプリメントと比べてかなりの違いがあります。
原材料として、サフラワー油(国内製造)、ビタミンE含有植物油/ゼラチン、グリセリン、植物レシチン(大豆由来)、ヘマトコッカス藻色素(アスタキサンチン含有)が使われています。
ogalandはオーガランドというブランドで日本のサプリメントメーカーです。日本のGMP工場で品質管理され品質が保証されています。
以下にAmazonレビューを幾つか抜粋します。
評価: 4前にののんでいたのてすが無くなって買おうかなぁ~!
と思っていた所にみつけられてよかったです。
個人的にはアスタキサンチンとエラスチン、ローズサプリ等をのんでいると便通が良くなる気がします
評価: 1販売している大本にアスタキサンチン含有量を確認したところ
「分析データがなくお答えいたしかねます。」
とのこと。
それってアスタキサンチンがどれだけ入っているのか、そもそも入っているのか把握すらしてないってことですよね。
そして質問中にQ&A締め切られました。会社として胡散臭すぎません??
評価: 2期待した効果はそれなりにあるのかなあという気はします。副作用も感じません。ただ、連絡先の電話が未記載、アスタキサンチンの含有量が未記載、製造者と販売者が同じなのに住所が異なるなど若干不信感を持っています。
評価: 2ヘマトコッカス藻色素(アスタキサンチン含有)10mgと書いてあるが、ちゃんとしたメーカーのようにアスタキサンチンフリー体換算何mgとは書いてない。つまりアスタキサンチンそのものがどれだけ入っているかは不明であり、どうにでも言い訳できる記載となっている。ちなみに実際にアスタキサンチンフリー体換算量であれば、DHCの単体物より安いことになる。本当かな。
もっと見たい方は実際のレビューから。
成分から選ぶ
成分にも安心できるのはDHCのアスタキサンチンとなります。
今回挙げた5社のサプリメントですが、使われている油(オイル)はオリーブ油、とうもろこし油(コーン油)、サンフラワー油(紅花油)の3種類でそれぞれ使われていました。
サプリメント1粒の中に含まれる成分として油(オイル)は1番多いものとなります。これがコストにも影響してくるものもあったり、吸収率を考えてのものもあります。
油(オイル)として考えた時、とうもろこし油(コーン油)とサンフラワー油(紅花油)はコスト安のメリットがあるのですが製法によってはトランス脂肪酸の可能性もあったりとデメリットもあり、油(オイル)として1番安全なのはDHCで使われているオリーブ油となります。
以下にAmazonレビューを幾つか抜粋します。
評価: 5あくまでも個人の感想です。
日常生活は眼鏡を使っており、矯正視力は左右1.2です
本を読む際は外せば問題なく読めます。
しかし、1年ぐらい前からPCモニタの文字に焦点が合いづらくなり、去年の秋頃x1.3のハヅキルーペを買いました。
ドンピシャ焦点が合うようになって喜んでいたのですが、
テレビの健康番組で、水晶体の硬化が進んでいなければ、アスタキサンチンが毛様体に有効に機能することを知り、
試しに飲んでみたところおよそ1週間でルーペなしでPCモニタに焦点が合うようになりました。
サプリはほかにも気休めでいくつも飲んでいますが、ここまで明確な効果がでたのは初めてでびっくりしてます。
評価: 5アスタキサンチンイイネ!
今までDHC、ディアナチュラ、小林製薬のブルーベリーやルテインを試してきましたが、これが一番眼の疲れ、視界にはっきり違いがある効果を感じました。スマホ見るのが楽になりました。2番目に良かったのはDHCのブルーベリールテインでした。
私は、朝晩一粒づつ飲んでいます。
アスタキサンチンは肌にも良いから嬉しい!暫くこれに決めます☆
評価: 1飛蚊症が消えるので、普段海外のアスタキサンチン4mgを飲んでいます。
日本製のものも試して見たくて1ヶ月飲みましたがこれは全く効きませんでした。
星1個でごめんなさい。
評価: 5老眼に効果があるように思います。
今まで近視用コンタクトを着用したままスマホを使うのは難しかったのですが、普通に文字が打てるようになりました。老眼には効果があるように思います。また飛蚊症も軽減されたように思います。
しばらく続けてみます。
アスタキサンチンの含有量で選ぶ
Healthy Originsのアスタキサンチンは1粒辺り12mgものアスタキサンチンが含まれています。
1粒10mg以上含まれているものはなかなか少なく、かつ60粒入っていますのでこれ1つで2ヶ月程持ちます。
積極的にアスタキサンチンを摂取していきたい方にはオススメなブランドになります。
Amazonでは取り扱いが無いようなので楽天で購入できます。
以下に楽天レビューを幾つか抜粋します。
評価: 5今まで某社の目のサプリを利用していましたが、廃盤に…。
栄養価的に似たような配合だったので、こちらを試したところとてもよかったです。
確かに粒が大きくやや飲みにくいですが、飲めないほどではありません。
何より、廃盤になったサプリの2/3くらいの価格で買えることがうれしいです。
評価: 4すぐに効果はないと思っていますが、期待しています。
評価: 4アンチエイジング、抗酸化作用のありそうな商品を試しにいくつか購入、そのうちのひとつでした。(アスタキサンチン・コエンザイム(400)・グレープシード・SOD(250))
元々飲んでいるサプリもいくつかあり、更にそこへ上記4点を足して毎朝飲んでいましたら、2日目くらいからお通じが劇的に良くなり2か月でかなり痩せました。(もともと便秘ではありません)
色々同時服用だったため、こちらのみの効果は分からないのですが、もうしばらく続けてみようと思います。
評価: 5以前、アマニ油と一緒に、飲んでいましたが、しばらく、アスタキサンチンも含まれている、サーモンオイルに替えていました。でも、サーモンオイルは、胃から、魚臭が、上がってくるのが、耐えられなくなり、また、アマニ油と、この、アスタキサンチンに、もどりました。
まとめ
アスタキサンチンは目、美容、健康にも良い事が分かりました。
私は海に遊びに行くことが多く、紫外線対策を調べているときにアスタキサンチンを知りました。
日焼け止めはもちろん必要ですが、他にも常に内側からも守っていくという考えはとても重要だと思い記事としてみなさんに届いていただければ嬉しいなと思います。
このアスタキサンチンは摂取期間により日に日に効果も大きくなることから、まずは積極的に取り入れていきたい物質です。
体感や効果は人それぞれになるかと思いますが
アスタキサンチンがもたらす強力な抗酸化作用で老化を防止し、身体の内側も外側も綺麗にしていきましょう。
参考までに私はDHCのアスタキサンチンサプリで毎日摂取しています。