KALDIのケチャップで作るナポリタン

【最高のナポリタン素材】カルディのケチャップが一味違う美味しさ!

手軽で美味しいナポリタン。リコピン(リコペン)も摂れて美容にも嬉しい料理です。
レシピはシンプルなものから作り手オリジナルなものまで幅広くアレンジも可能ですが、
そんな中でも必ず「ケチャップ」は使用する調味料で、ケチャップで味が決まります。
色々なケチャップを試してみて、遂にナポリタンに最適なケチャップを見つけました。

このKALDI(カルディ)で売ってるケチャップで作るナポリタンはまさに一味違うワンランク上の味に。
人気があるようでKALDIオンラインショップだと品切れの場合があるようですが、KALDI実店舗だとよく見かけます。

KALDIで購入できるサンドライトマトケチャップ

全国のKALDI(カルディ)で売られているケチャップ、「カリフォルニア サン ドライ トマト ケチャップ」このケチャップがとても美味しく、そのままでも料理に使ってもトマトの旨味が素材を引き立ててくれます。

サンドライトマト ケチャップ

容器の種類はビン(瓶)です。

商品名パシフィックチョイス カリフォルニアサンドライトマトケチャップ
California Sun dried tomato ketchup Pacific Choice
原材料トマト・ジューズづけ
砂糖
醸造酢
乾燥トマト
食塩
香味調味料(たまねぎ粉末、マルトデキストリン、赤唐辛子粉末)
塩化カルシウム
クエン酸
香料
栄養成分
100gあたり
エネルギー 84kcal
タンパク質 1.8g
脂質 0.1g
炭水化物 18.3g
食塩相当量 2.3g
内容量382g
原産国アメリカ
価格494円(税込み)
購入方法KALDI店舗(店舗一覧)
KALDIオンラインショップ

原材料、成分表からの所感

私が注目したのは炭水化物量で、
日本で一般的なカゴメトマトケチャップでは同じ100g辺りの炭水化物は27.9g程とKALDI(カルディ)のサンドライトマトケチャップの18.3gよりも約10gも多いのです。(この炭水化物の多くは糖質)それなのにKALDIのサンドライケチャップは甘みを強く感じます。

炭水化物量が少ないことからカロリーも少ないのは嬉しいですね。

食塩も少なめでそれなのに味がしっかりしているのはトマトが決め手の味を出しているのが分かります。

トマトに関しては、2種類のトマトが使われていることが分かります。
トマト・ジュースづけと乾燥トマトです。この2種類のトマトが味わいにアクセントを出しています。

赤唐辛子粉末も入っていますが、辛みは感じません。

リコピンの成分量が記載されていないのでどのくらい含まれているのか不明なのは残念です。

サンドライトマトケチャップの見た目について

早速お皿にサンドライトマトケチャップを出してみました。

サンドライトマトケチャップ

トマトの果肉が残っているのが分かるかと思います。少し種も見えることからまるごとトマトを使っているのが分かります。
色味はよく見かけるトマトケチャップと同じ赤みです。トマトの色身です。

果肉はあるのですが、歯ごたえはほぼないのでソースとしてとても使いやすいです。

サンドライトマトケチャップの味について

このKALDI(カルディ)から購入できるサンドライトマトケチャップは、ラベルから見てもトマトにこだわりを持っていることがよく分かります。
トマトケチャップと呼ばれるほどなのでトマトにこだわるのはとても大切だと思います。

サンドライトマトケチャップのラベル

ラベルには下記のように記載されています。

「トマトがうまいケチャップ!」
【トマトの産地】カリフォルニアのセントラル・バレーと呼ばれる広く平らな谷。肥沃な土壌とたっぷりの陽射しで、様々な農産物が収穫できます。
【こだわり製法】素材感を大切にし、濃縮したトマトの旨味が感じられるよう、天日干したドライトマトと完熟トマトを一緒に煮詰めています。

サンドライトマトケチャップの味わいとしては、とても爽やかで甘く、トマトの良いところを残した味わいになっており、酸味も抑えられています。
直感としては、甘くてトマトを感じる美味しいソース

サンドライトマトケチャップにはトマトの果肉も残っており、よく見かけるケチャップとは味はもちろんのこと見た目も異なります。

美味しく使うポイント

このサンドライトマトケチャップは甘みと酸味のバランスがとても良いのでそのままが1番美味しいケチャップです。
そのため、つけたり、かけたりするケチャップとして使うと素材が引き立ちます。

サンドライトマトケチャップの最適な使い方

例えばフライドポテトなどにも合いますし、ハンバーガーのソースに使うケチャップとしてもとても相性が良いです。
オムライスのケチャップとしても良いですね。

逆に向いていないのは、煮詰める使い方です。

実は今回の主題であるナポリタンのソースはケチャップを煮詰めて酸味を飛ばし、更に煮詰めて旨味を凝縮させたケチャップをパスタと絡めるのですが、このサンドライトマトケチャップを使う場合は煮詰め過ぎないようにしないといけません。ですがそれをしなくても美味しい味が出せるのがポイントなのです。(後ほどナポリタンへの使い方は詳しく記載します)

バンバーグソースなども煮詰めますが、煮詰める場合は一般的なケチャップで十分なのです。

あとは、最後に加えるカレーの隠し味としても味に深みが足されてとてもおすすめです。

最高のナポリタンへの使い方レシピ

このKALDI(カルディ)で販売されているケチャップ、”サンドライトマトケチャップ”は先程も記載したように煮詰めるソースへ使う事には向いていません。
それはこのケチャップのおいしさでもあり、個性でもあるトマトの味と風味がとんでしまうからです。

旨味を濃縮させたケチャップ・ソースを作る場合は、通常の一般的なケチャップで十分美味しくできます。

このサンドライトマトケチャップはトマトの旨味と風味を残したまま美味しく使えることが大きなメリットなのです。

通常、ナポリタンで1番美味しく作るコツは煮詰めてケチャップの酸味を飛ばすことです。
もちろん今回のサンドライトマトケチャップでも酸味は多少飛ばしますが、数十秒だけの短い時間だけ煮込むのがポイントです。

シンプルな材料

今回はシンプルな材料でトマトの風味を活かした作り方で進めたいと思います。

ナポリタンの材料

【ナポリタンの材料】

サンドライトマトケチャップ大さじ3
顆粒コンソメ小さじ1
EXVオリーブオイル大さじ1
パスタ70〜100g
たまねぎ半分
ピーマン1個
ソーセージ(ジョンソンヴィル)1/2本
粉チーズお好み
今回はマッシュルームなどのきのこ類は入れませんでしたが、お好みで入れても問題ありません。
ただし入れすぎると、きのこの風味が強くなってしまうのでそこだけは注意してください。

EXVオリーブオイル

サイゼリヤのオリーブオイル
エクストラ・ヴァージンオリーブオイル(EXVオリーブオイル)は健康にも良いオイル(油)です。香りが強く風味が特徴のエクストラ・ヴァージンオリーブオイルですが香りは今回ほとんどソースに飲まれてしまいますので邪魔はしません。では何故このオイルを使うのか。理由としては身体に優しい良質なオイルを使いたい為です。私はパスタのオイルにはこのエクストラ・ヴァージンオリーブオイルを使うことに徹底しています。

▼EXVオイルの詳細はこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。

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パスタの太さと種類

バリラのパスタ

ナポリタンには太めのパスタが合います。おすすめはバリラ社のパスタです。
お店でも使われる事が多いこのパスタは入手もしやすく値段もお手頃なのにとても美味しいです。

今回はバリラ社のスパゲッティ No.5 (1.8mm)を使います。
私はいつもAmazonで5kgのものを購入しています。

引き立て役のソーセージで味も変わります

ジョンソンヴィルのソーセージ
ナポリタンは引き立て役にソーセージも重要です。
調味量が同じでも選ぶソーセージによって味が変わります。
このソーセージから出る旨味がプラスとなるので是非こだわってみてください。私が絶対的におすすめ出来るのはジョンソンヴィルのソーセージです。手軽に入手できるソーセージで最も美味しいです。味の種類がいくつかありますが何を選んでも合うのでお好みで問題ありません。
※ジョンソンヴィルのソーセージは水分量が多く痛みやすいので開封後は冷蔵ではなく冷凍保存することで長く使えます。
※なるべくネットで買うより最寄りのスーパーにあるのでそちらでの購入をおすすめします。

最適なレシピ

作り方はシンプルで簡単です。ポイントさえ押さえれば美味しく作れます。

① パスタを茹でる

まず最初にパスタを茹でることから始めます。鍋にお湯を入れ少しだけしょっぱいと思う濃度まで塩を入れてください。
そこから表記指定のプラス2分多く茹でます。茹でている間に材料のカットやソース作りをしましょう。

② オリーブオイルとソーセージを炒める

オリーブオイルでソーセージを炒める

フライパンにオリーブオイルとソーセージを入れて中火で炒めます。火力が強すぎると焦げ付いてしまうので、中火以下で炒めるようにしてください。
オリーブオイルにソーセージの旨味が移り始めると少し焦げが出てきます。

写真のように少し焦げが出てきたタイミングで「たまねぎ」を入れます。

③ たまねぎが色づくまで炒める

たまねぎを加え更に炒める

たまねぎを入れ更に炒めるのですが、写真のように色づくまで炒めます。

ここでどこまでたまねぎを炒めるかで、たまねぎの食感が変わってきますのでお好みに合わせて炒めてください。
炒めるほどやわらかくなります。シャキシャキとした歯ごたえが好きな方は写真くらいの色づきがベストです。

たまねぎを好みまで炒めたらここで「サンドライトマトケチャップ」と「コンソメ」を入れます。

たまねぎをどこまで炒めるかで食感が変わるのでお好みで

④ ケチャップとコンソメを入れ「30秒だけ」炒めるように煮込む

ケチャップとコンソメを加えて炒める

ケチャップとコンソメを加えたらサッと炒めるように30秒だけ火にかけます。ここまでずっと中火です。
炒めすぎるとケチャップの水分がとんでしまいますので(本来のナポリタンはとばすのですが)30秒以上は火にかけないでください

30秒炒め終えて写真のようにまだケチャップの水分がある内に火を止め、パスタが茹で上がるまで待ちます。

サンドライトマトケチャップは火にかけすぎず、サッと酸味を少し飛ばすだけで十分なおいしさを発揮します。炒め過ぎは味が落ちるので注意。

⑤ パスタと茹で汁、ピーマンを入れ強火でピーマンに少し火が通るまで炒める

パスタとピーマンを入れて炒めます

パスタが茹で上がったら、強火で火にかけると同時にパスタ、茹で汁(大さじ1)、ピーマンを加えて炒めます。

炒めすぎると焦げてしまうので、ここではサッとピーマンに火が通るくらい炒めます。
ケチャップ・ソースがソーセージやたまねぎに絡みついているのでパスタに移るようによく混ぜ合わせてください。

炒める時間は少しだけです。

ピーマンに火が通るくらいまで炒めたら完成です!

ピーマンは最後に入れないと火が通り過ぎてしまうのと、色合いが悪くなるので必ず最後に入れる

⑥ お好みで粉チーズなどをかけて完成

最高のナポリタン

これで最高のナポリタンの出来上がりです。
甘みと、トマトの旨味がしっかりと味わえるワンランク上質なナポリタンをお楽しみください♪

粉チーズも意外と合いますので少しかけてみることもおすすめします。
でも粉チーズと混ぜないでくださいね。混ぜずにチーズと一緒に食べるナポリタンとそのままのナポリタンを同時に味わってみてください。

この美味しさにハマってナポリタンを食べる頻度が上がったのが私です笑

まとめ

一般的に作るナポリタンは、ケチャップを煮詰め酸味を飛ばすのと同時に旨味もぐっと凝縮させるのがポイントではありますが、このKALDI(カルディ)のサンドライトマトケチャップに関しては例外でそのままでも十分な程美味しいケチャップです。
酸味もそれほど強くないため、火にかける時間は少しだけにすることがポイント。

使い勝手はとてもよくすべてのケチャップを置き換えてもいい程♪

デメリットとしては、値段が高めなので(382gで税込494円)ソースのようにドボドボ大量に使うには少しもったいないかなと思ってしまいます。
ただ、このビンのタイプは開封後傷んでしまうのが早いのでなるべく早く使い切ることを考えるとケチらずどんどん使ってあげた方がいいかもしれません。

お近くのKALDI(カルディ)で見かけた際は1つ購入して是非使ってみてください♪