実は私、ヨガマットの商品で1度失敗をしています。
その時はヨガマットは安いものを選んで、これくらいのものでいいんじゃないかなと思って買っていたのですが暫く使っているといろいろと納得できない点がでてきたのです。
最初はこんなものかな?と思って使っていたのですが後々、いや、こんなものじゃない!そもそものマットとして意味がないかも。と気付いたヨガマットの奥深さ。
使い方に最適なヨガマットというものがありますので用途に応じて選ぶことが大切だと気付かされました。
今回は用途に合わせて最適なヨガマットをご紹介します。
用途に沿ったヨガマットを選ぶ
ヨガマットの使われ方もここ数年でいろいろと幅広くなってきました。
それによりニーズも増えてヨガマット自体もいろいろな種類のものが増えてきました。
以前は選ぶほど種類がなかったものの、今では使用用途によって最適なヨガマットを選ぶことができるほど種類が豊富になってきました。
ヨガマットは滑り防止や身体にかかるショック、振動を和らげるものです。
トレーニングや振動の度合いによって最適なヨガマットも変わりますが、まずは試しに安いものを買ってみたりと間違った選び方をしている方も多いようです。
値段が安いものが悪いわけではないのですが用途に合っていないヨガマットを選んでしまっている可能性があります。
どんなヨガマットにしたらいいか悩んでいる方、既にヨガマットを所持しているけど合っていないと思われる方、使用用途から最適なヨガマットを探してみましょう。
ヨガマットの種類
サイズ
ヨガマットのサイズはメーカーによりさまざまですが160cm〜190cmのものがあります。
Amazonで販売しているヨガマットを見てみると一般的には170cm台のものが多いようです。
170cm台のものは女性に最適なサイズ感となっています。
サイズが大きすぎると、スタジオなどで使う場合には大きすぎて制限されてしまうケースもあるので用途と自身の体格に合ったサイズで選ぶのがおすすめです。
大柄な男性には幅広のタイプもあります。
厚さ
- 標準のサイズ:1〜8mm
- 厚めのサイズ:10mm〜30mm
- それ以上のサイズ:50mm〜
標準サイズのものは携帯性に優れ持ち運びに適しています。デメリットとしては比較的薄いヨガマットの為、使用用途によってはクッション性を得られず痛みが出る可能性があります。厚めのサイズはクッション性もよく筋トレなどに適しています。少し大きめのサイズで重量も重めになってしますが持ち運びができない大きさでもありません。
それ以上のサイズは衝撃性や防音を求める本格的なマットタイプになってきます。
素材(性能と重さ)
ヨガマットでよく使われている素材として、
- PVC(ポリ塩化ビニールまたは塩化ビニル樹脂)
- TPE(熱可塑性エラストマー)
- NBR(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)
- EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)
などがあげられます。
それぞれ柔軟性やコスト性、耐久性などが異なり、よくヨガマットで見られる最も代表的で人気のある素材がPVC(ポリ塩化ビニールまたは塩化ビニル樹脂)です。
価格が安く、見た目のデザインや色も豊富なので選びやすく使用用途によっては最初の1枚としておすすめです。
ただしPVCは使われている素材への問題や水洗いしてはいけない等のデメリットもありますので、メンテナンス性や長く使いたい、安全性を重視したいヨガマットを選ぶ場合は、値段は上がりますが、安全性の高いTPE素材や、水洗いできるEVA素材、グリップ力が高く耐久性のあるNBRなどのゴム素材などが選択候補となります。
個人的にはTPE(熱可塑性エラストマー)が環境にもやさしく安全性もありますので、長く使える1枚としておすすめできる素材です。
PVC素材 | TPE素材 | NBR素材 | EVA素材 | |
---|---|---|---|---|
グリップ性 | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
耐衝撃性 | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
クッション性 | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
重さ(軽さ) | ☆☆☆ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★★ |
安全性 | ☆☆☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★☆☆ |
におい | あり | なし | あり | あり |
水洗い | × | ○ | ○ | ○ |
価格の安さ | ★★★ | ☆☆☆ | ★ | ★ |
総評 | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ |
使用用途と最適なおすすめヨガマット
スタジオなどで使う持ち運ぶ方、持ち運ぶ機会が少なく自宅で使う方などの用途によっても選ぶ基準は変わってくるのですが、それ以前に1番重要なのはヨガマットを何に使うのかといった使用用途です。運びやすさも重視したい場合もありますがまずは何に使うのかを見ていきましょう。
- ヨガやストレッチ
- 筋トレ
- リングフィットアドベンチャーなどの激しい運動
など大きく分けてありますが、それぞれヨガマットに求める素材や厚さが度合いが変わってきます。
ヨガやストレッチ
比較的ゆっくりと穏やかな使い方のタイプです。本来この用途として一般的に広まってきたヨガマットですが、ヨガやストレッチの用途であればどれを選んでも問題ありません。
あとは持ち運びしやすいコンパクトなタイプでも良いかと思います。
サイズは慎重に合わせて選択してくださいね。身長より少し大きめのサイズが適正です。
ヨガマットの厚さは6mm〜10mmのもので選びましょう。
価格帯は¥1,500〜¥3000程度で、値段も安く同じタイプでも種類が1番豊富にあり自分の好きなものを選びやすいです。
ヨガやストレッチに最適で人気なヨガマット
【2020年度版】wawaysヨガマット10mm NBR素材 収納ケース付
■サイズ:長さ1830mm x 横610mm x 厚さ10mm
■カラー(2色):グレー、パープル
2020年度版wawaysヨガマットはクッション性と弾力性に特化した厚さ1cmで、ポーズの維持や体への負担や痛みを軽減し、ヨガ、ピラティス、ストレッチ、体幹トレーニング(腹筋、背筋など)の運動する時に床が固くても背、膝や肘などが痛くなりにくく、また、器具などの下に敷けば床や豊の保護もおこなえます。マット本体は断熱構造の設計され、床面からの冷気や湿気を防ぎ、そのため、寝たときや膝立ちになったときにも快適な使い心地を体感できます。男女兼用で大人からこどもまで使用可能の人気商品です。
評価: 5今まで使ってたのより厚みがあるので膝をついた時に柔らかさだけでなく跳ね返すような感覚もあって床の硬さを感じないで使えます。
それと表面が波打った作りなので汗をかいても手が滑ることもないし男性でも十分な長さがあるので寝ながらストレッチもできると思います。
今回グレーを選びましたがなかなかこのグレーってないので即決で購入を決めました。
使わない時はちゃんと袋があるのでしまって置けるし肩からかけれる長さの持ち手も便利です。
評価: 5娘がヨガやトレーニングに使うと言われ購入しました。
フローリングの上ではひじなどが痛いと言っていたトレーニングが全く痛くないらしいです。
クッションマットのような硬さではなくもっと弾力があり反発力もあり柔らかさもある材質です。
トレーニング等で頑張ってる中、マットの上で寝てる娘を見て気持ちいいのかなぁと思いました。
キャンプに持って行って寝るのもいいのではないかと思います。
マットの表面は波上になっており体表面が全部接するわけではないのでトレーニング中汗をかいた状態でべっちゃっとならなくていいと思います。
これはキャンプでも同じでこれからの季節に良いのではないかと思います。
マットは約183cmx61cmあるので175cmの私でも十分寝れそうです。
それと、マットを直接持てるようにするゴムバンドも同梱してあり袋に入れないで持ち運びもできるようになってます。
評価: 5コロナ太りの為、自宅でプランクをしようと思い購入しました。
硬いフローリングの上にしいて1分程プランクしてみましたが、厚みがしっかりあるので腕が痛くなりませんでした!参考までに、体重59kgです…。
収納する袋やゴムバンドが付いているのでしまう時に便利です。
また、思ったよりとても軽いので持ち運びも余裕でした。
マットの匂いは特に気にならなかったのですが、収納袋が少し匂いが気になった為、1日外に干してみたところ、匂いがとんで気にならなくなりました。
カラフル過ぎるのは部屋に出しっぱなしにしたときに色がうるさいし、黒では重いし…と思っていたのですが、こちらは好みなグレーだったので痩せるまでマットを出したままにして毎日愛用したいと思います!
もっと見たい方は実際のレビューから。
Gruper ヨガマット 6mm エクササイズマット フィットネスマット トレーニングマットTPEリング保護素材 軽量 耐久性 肌に優しい 両面の滑り止 屋内運動 ピラティスマット持ち運び 収納簡単
■サイズ:長さ1830mm x 幅610mm x 厚さ6mm
■重さ:850g
■カラー(9色):イエロー、オレンジグレー、カーボングレー・ゴールデンピンク、シャンパン、ピンクシアン、ブルーオレンジ、ブルーグレー、抹茶グリーン
カラーが豊富でとてもおしゃれな色合いが特徴です。素材もTPEを使っており人気です!
滑り止め能力抜群(手足の汗があっても滑り止め能力低下しない)、地面に付着力、耐衝撃性、耐磨性、抗裂性を持ちます。且つ直接に水洗いでも問題ないので、清潔や保管にもとても便利です。
評価: 5今まで筋トレする時は床板の上ですることが多かったのですが、とにかく骨がゴリゴリ当たって痛い!
マット欲しいな〜と思いつつも後回し、後回しにしていました。
今回、そろそろ本気でマット買おう、と一念発起し、Amazonで検索して購入したのがこちらです。
厚さ10ミリのものが多い中、こちらは6ミリ、クッション性なんかはどうなんだろう?と思いつつも、ピンク×ネイビーの色合いが可愛いことが決め手となって購入に至りました。
結果、購入して大正解でした!
6ミリでも薄すぎるということはなく、むしろ厚さが無い分、沈みにくくて良かったのかも?
また、他社製品のレビューで気になっていたゴム特有のニオイも気になりませんでした。私の鼻があまり効く方でないからかもしれませんが、ほぼ無臭に感じます。
いい商品を有難うございました!毎日使います!
評価: 5リビングで安全にストレッチをする為に購入しました。本体は専用の収納袋に入っていました。
Amazonの箱が大きのでちょっとビックリしましたが軽いので部屋に運ぶのは楽でした
最初はカールしていましたがリビングに伸ばしておいたらピッタリと密着して安定しました
ストレッチする時脚を踏ん張ったり膝を着いたりしても適度な弾力性や滑りにくい表面なので
安心して運動することができました買ってよかったです。
余談ですが結構暖かいので車中泊用のマットにも使えそうな感じです。
筋トレ
筋トレ用にヨガマットを使う方も多いのではないでしょうか。私もそうです。始めての購入では筋トレ用のマットにヨガマットを選びました。
上記のヨガやストレッチ用のヨガマットを筋トレに使うのは向いておらず、自重負荷がかかるトレーニングをした際にマットが薄すぎて体重の負荷がかかる箇所が痛くなります。
例えば、フロントブリッジでヒジを付くのですが薄いヨガマットだとヒジが沈み込んでしまい、そのあとフロアに直当たりしているような感覚になりクッション性がほぼなくなってしまい結果ヒジが痛くなります。
腹筋でも同じくお尻(尾てい骨等)が痛くなります。
ちなみに私は8mmのPVC素材マットで痛くなりました。
これはトレーニングする本人の体重や体格環境にもよるのですが、だいたいの方は同じ傾向のようです。
ヨガマットを選ぶ基準としては厚さが10mm以上のものから30mm程度のものが最適です。
価格帯は¥4,000〜¥7,000程度です。
筋トレに最適で人気なヨガマット
【 ヒザ、ヒジ、アタマが痛くない 】 ヨガマット トレーニングマット ヨガ トレーニング 床を傷つけない 滑り止め溝 専用ケース付き 2cm 【 極厚20mm 】 NBR素材 ブルー
■サイズ:長さ1830mm x 幅610mm x 厚さ20mm
■カラー(1色):ブルー
極厚20mmなので床につく部分のヒザ、ヒジ、アタマが痛くない。
10mmなどでは床につく部分が痛くなる方にオススメです♪
トレーニング器具の下敷きとしても大活躍。床を傷つけません。
滑り止め溝もついているので安心してヨガやトレーニングができます。
専用ケース、ベルト付きなので持ち運びや収納もラクラク♪
評価: 5すごい良い。腹筋しても背中が痛くない
バタフライ系も痛くない。
久々ヒット
リングフィットアドベンチャーなどの激しい運動
ヨガや筋トレとはまた少し違い、大きく求めるのは防音や防振のためになる激しい運動にはまた違う選び方があります。
最適なのは素材がことなるヨガマット、もしくはマットになります。
通常のヨガマットには激しい運動用途に作られていませんので最適なマットタイプを選ぶ必要があります。
イメージとしては学生の頃、体育の時に使っていたマットのタイプが最適です。
スポーツマットとして扱われるものもあります
激しい運動に最適で人気なヨガマット
Soomloom 三段 折りたたみ式 スポーツ 体操 マット トレーニング スポーツマット 180X60cm 厚5cm
■サイズ:長さ1800mm x 幅600mm x 厚さ50mm
■カラー(9色):イエロー、ダークブルー、パープル、ブラウン、ブラック、ブルー、ライトピンク、レッド、Aピンク
素材 布地:PU 裏に滑り止め素材を使用しています,使う最中に力を入れ過ぎで、マットが滑ったりなどの恐れがございませんので、安全性がより高いです。運動中の汗や水をこぼしてもタオルでサッと拭くだけでOK です。中素材:EPEで、結構柔らかい素材です。 怪我防止、異音防止、衝撃吸収などの効果もございます。
また三つ折りに収納出来るので、コンパクトになります。取っ手もついているので持ち運びも便利、折り畳んで収納すると収納場所も省スペースで狭い家にも適用します。
評価: 4ごろ寝用に購入。多少はクッション性あり。
スポンジのヨガマット(3cm厚)も持ってるけど、それよりは硬い感じ。
裁縫は良いがやや薄めの合成皮革なので破れるときは破れそう。
表面はサラサラした肌触りで、ほどほどに滑る。
雰囲気的には軽トラのヘッドレストが近いかもしれない。
評価: 4アクロバットを練習したくて買いました。物は安いしきちんとしているので良かったです。真っ青な色は好きではないですが。
芝生の上に敷いて使ってますが、思ったより固く、変な着地をすると結構痛いです。それは畳んで厚くしてもいっしょ。
アクロバットにはおすすめしませんが、物は良いので、ヨガなどにはおすすめです。
ヨガマットで使われている有害な素材
ときたま話題になる、素材が有害な話ですがヨガマットにも含まれている商品があります。
PVC(ポリ塩化ビニルまたは塩化ビニル樹脂)などがそうなのですが、PVCが含まれているからそのヨガマットを使うのは有害だというのは誤った解釈になります。
PVCに使われている素材はたしかに有害で、燃やしたりすることで有毒ガス(ダイオキシン)が発生するのですが、他にも実生活でよく使われている素材で一般的には安全基準で作られていますので通常の使用用途では問題ありません。
ただし、注意するべき点もあり海外製のヨガマットには基準に満たしていないものや有害物質が表面に出てくるものもありますので御注意ください。
表面に出てくるときにはベタつきなどで分かるものもあるのでその場合は使用を中止しましょう。
最適なヨガマットで快適に
今回は、運動用途によって最適なヨガマットの探し方をご紹介させていただきました。やり始めるにあたって必要な1枚となりますが価格で妥協せず自身のスタイルに合ったものを選ぶことは後々後悔しないためにも大切です!
ヨガや筋トレ、その他トレーニングで使うヨガマットは最適なものであるからこそ続けられるモチベーションへのポイントにもなります。
素材によって独特なにおいやアレルギーも気になるかと思いますので注意してくださいね。
スタジオなどで使う持ち運び用なのか、自宅や固定箇所で使う用などによって重さや大きさも変わると思います。
1番大切なのは使用用途に合ったヨガマットの厚みで、ここだけは妥協しないようにしましょう!