ローソンからデザイン性の高いnendoオリジナルのエコバッグが発売されました。
レジ袋が有料化になり、今やエコバッグは一つは持っておきたいアイテム。
とても気になったので早速購入してきました。販売店や実際の使い勝手をレビューします。
nendoデザインのエコバッグ
このエコバッグは、デザインオフィス「nendo(ネンド)」によってデザインされました。
ここ最近ローソンの商品パッケージデザインが変わり、分かりづらいなど物議を醸していますが、そのデザインをしている会社です。
たしかに商品パッケージは差別化がされていないのでわからいづらいデザインとはなっていますが、デザイン単体で見た場合洗練されたデザインであることは確かです。
そんな中、ローソンから発売されるnendoのエコバッグも洗練されたものが出てきました。
ローソン限定のオリジナルエコバッグとして2種類のエコバッグがあるのでそれぞれ見ていきます。
2種類のエコバッグ
今回発売されたローソンのnendoエコバッグはそれぞれ使い分けれるように
- 巻きとりエコバッグ
- 2層型エコバッグ
の2種類のエコバッグがあり、
それぞれ特徴と使い方が異なります。
先行販売なのかエリア限定なのか現在明確に記載はされていませんが、詳細が分かり次第更新します。
都内のローソンでもなかなか売っていない!?
販売エリアは関東・甲信越地区の「ローソン」と「ナチュラルローソン」なのですが、その中でも1番扱いが多そうな東京都内の店舗でもなかなか見つかりません。
私も7件ほどローソンの店舗を探して見つけたほどです。
最初は近場のエリアで探していたのですが4件全滅だったので都心のローソン店舗まで探しに行き、更にそこから3店舗巡ってようやく見つけました。
このように陳列されています。
ローソン店舗によって置き場所は異なるかもしれません。
サンプルも置いてあり、その場でどのような作りになっているか、サイズや素材感など確認できるようになっています。
見つけた店舗
東京都中央区にある、ローソン 東京日本橋店で見つけました!
この辺りのローソンでここだけ置いてありました。(記事作成時)
まさかこんなにローソンを探し回ることになるなんて…。
マップ
巻きとりエコバッグ
スティック状のケースに布製のバッグが収納されたエコバッグ。
実際は布というよりかは一般的なエコバッグの素材と同じような質感です。
- 価格は税込850円
- 3色(グレー、ベージュ、ブルー)
- 耐荷重は5kg
手に持つとこの様なサイズ感です。
説明書も同封されています。
内容には使い方や、仕様、洗濯の仕方などが記載されていました。
洗濯はそのままでは出来ませんので一度分解する必要があり、その方法などが記載されています。
実際にエコバッグを引っ張り出して広げてみます。
リングに指をかけて引っ張るとバッグが引き出せます。
するするっと出てきますので特に難しくありません。
使い方には少しクセがあります。
写真を見ていただくと分かりやすいと思いますが、持ち手箇所がスティックのケース箇所になっている形状のため、通常の袋のようにここから開くことができません。
そのためサイドの開口部が広めに作られており、そこから荷物の出し入れをします。開口部の広さは十分ありますので大きなお弁当なども問題なく出し入れできます。
底面積が広めに作られているのでお弁当サイズのように大きいサイズのものでも傾くことなく綺麗に入ります。
持ち手がスティックのケース箇所になっていることで開きはしないのですが、代わりにとても持ちやすいです。
ただ少しエコバッグ自体は小さめかもしれません。
底面積は広いのですが深さ(高さ)がないので、
あまり多くの荷物は入らないような作りになっています。
巻き取って収納もカンタン
スティック状のケースの側面に「ダイヤル」がありますので、こちらをくるくる手動で回すことでエコバッグが巻き取られ収納できます。
折りたたんでなくてもそのまま収納できるようですが、私は折りたたんでからダイヤルを回しています。
実際に使ってみました
どこまでの荷物が入るか試したかったのでコンビニではなくスーパーでの買い物で使ってみました。
今回実際に入れてみた荷物は、
- 大きめのお弁当
- 刺し身パック
- 鯖缶2つ
- 500mlペットボトル
- ピーマン
の6つです。
入れてみた感想としては、このくらいの容量が限界だということです。これ以上は厳しそうでした。
お弁当は大きめなものを選び、ちゃんと入るか試してみたのですが幅が足りないこともなく傾かずしっかりと入りました。
そして大きなデメリットも見つかりました。
こちらが実際に入れてみた様子なのですが、容量が限界なのは分かると思います。
お弁当の上にペットボトルや鯖缶を乗せている状態なのですが、この状態で持ち運んでいる最中に何度も中身が落ちそうになりました。特に鯖缶が落ちそうでした。
意識しないで持ち歩いていると落ちていたと思います。なるべく揺らさないように意識していれば問題ないのですが実際にエコバッグで荷物を運ぶときにそこまで意識する方はなかなかいないのではないでしょうか。
この落ちそうになる原因として、サイドの開口部の広さです。
巻きとりエコバッグは物を出し入れさせやすいように大きく開いたサイドの開口部ですが、底が浅いのと相まってそこから小物が飛び出しやすいです。
実際の使い勝手としては、本当にコンビニなどでお弁当とドリンクくらいではないでしょうか。それかお弁当2つなどでも良いかと想います。
もしくは温かいお弁当のみ入れて常温、冷たいものはもう1つの2層型エコバッグに入れるなど。
そもそも使用用途とは異なっているのかもしれませんが、スーパーでちょっとしたものを入れたい場合には向いていません。
実際に使ってみることで、巻きとりエコバッグはお弁当+α程度の用途に特化したエコバッグだということが分かりました。
ただそうなると出番があまりなさそうな気がします…。
ランチなどでコンビニをよく使い、かつ色々買わない方でしょうか。
もしくは温めたお弁当のみ分けたい方。
持ち手も持ちやすく巻きとり型で使いやすいのですが、このデメリットが大きいためかなり使用環境が限定されそうです。底が2倍くらい深く作ってあればもっと便利に使えたと思いました。
この巻きとりエコバッグの最大のメリットとしては、スティック状のケースに巻きとり収納できる手軽さと、持ち手が握りやすく持ちやすいこの2点です。
2層型エコバッグ
ポケットの中にエコバッグが収納されており、中身を取り出して広げるとこのポケットはエコバッグの内ポケットとして使えます。
2層型と言われる所以は内部のポケットと使い分けることで内部空間を上下2層に分けることができるという謳われ方になっています。
こちらについては後述します。
2層型エコバッグも巻きとりエコバッグと同じ素材が使われており、同じく布というよりかは一般的なエコバッグの素材と同じような質感です。
- 価格は税込850円
- 3色(グレー、ベージュ、ブルー)
- 耐荷重は5kg
値段も色展開も耐荷重も巻きとりエコバッグと同等のものとなるようです。
こちらも説明書が入っています。
ポケットの使い方や、2層型エコバッグは畳まないと綺麗に収納できないのでその畳み方などが記載されています。
実際に広げてみました。
上に飛び出しているのが収納されていたケース部分です。ここがエコバッグの内ポケットにもなります。
サイズ感としては、横幅は巻きとりエコバッグとほとんど同じでした。
それぞれ重ねてみて分かりました。
より多くの荷物が入るようになっているのが2層型エコバッグです。更にポケットが2つあり機能性も増しています。
重ねてみて分かったのですが、同じブルーでも巻きとりエコバッグと2層型エコバッグの色味が異なります。
巻きとりエコバッグの方が少しブルーが濃いです。
個人的には2層型エコバッグのブルーの方が好みでした。
写真を見ていただくとそれぞれのサイズ感も伝わるかと思います。
中のポケットを見てみます
2層型エコバッグには、ポケットは2つあります。
1つはエコバッグが収納されているケースがそのまま内ポケットに。
もう1つはこのエコバッグの特徴でもある2層型と言われる箇所のメッシュポケットになります。
このメッシュポケット、2層型と言うには誇大表現だと思います。
メッシュポケットがあるだけです。2層に分離されている訳でもなくスペースも500mlのペットボトル1本分程度です。
ですので実際には2層表現とは言えず、2つのポケットがある一般的なエコバッグです。
ただし形状などのデザイン性はとても良いのでそこは一般的なエコバッグとは差別化されていると思います。
そして何よりもサイズ感が丁度いいです。
家族全員分などの大量な買い物には向いていませんが、適度な買い物には丁度いいんです。
実際に使ってみました
巻きとりエコバッグと同じ内容で2層型エコバッグにも入れてみます。
- 大きめのお弁当
- 刺し身パック
- 鯖缶2つ
- 500mlペットボトル
- ピーマン
の6つです。
入れてみた感想としては2層型エコバッグでは、あと倍の容量が入りそうでした。
大きなサイズのお弁当ですが、底面積をオーバーしうまくバランスをとらないと傾きそうになります。
メッシュポケットには500mlのペットボトルを入れています。
2つのポケットはとても便利で小物など分けれるので使いやすいです。
使ってみたところ、2層型エコバッグには巻きとりエコバッグにあったような大きなデメリットはありませんでした。
コンビニ以外でもスーパーや他の買い物でも臨機応変に使えるエコバッグとなりそうですね。
まとめ
スティック型で収納もしやすい「巻きとりエコバッグ」は特徴的にとても素敵な製品だと思います。袋の作りがとても浅いため、入れる荷物と量に制限されそうですがコンビニのお供として1つはあると温めたお弁当だけを入れ分けるなど便利に使えそうです。
対して2層型エコバッグは、日常的に使いやすい作りになっていますので常時持ち歩くにはこちらが適しているかもしれません。
デザインもオシャレで機能的にも特徴のあるこのローソンのエコバッグ。
気になる方は機能で選ぶより、自分の使い方によって選んでみてはいかがでしょうか。